児童デイサービス事業を始めるには管轄の行政機関に対し指定申請をする必要がありますが、申請をする前に事前相談や申請相談を行います。行政機関によっては事前協議や図面相談ということがあり、その中で行われる内容が異なることもあります。

この記事では、名古屋市の事前相談・申請相談で行われるチェック内容を中心にご紹介します。

 

1 事前相談で行われること

放課後等デイサービス事業の指定申請をする際、行政機関との間で最初に行われるのが事前相談です。

事前相談で行われることは以下の通りです。

 

〇指定基準等の解釈に関する相談

指定を受けるには、各基準(人員基準・設備基準・運営基準)を満たさなければなりません。準備を進めていると、実際に基準を満たしているのかどうか判断が難しいこともあります。その場合には行政機関に対し質問をすることができます。

 

〇図面相談

設備基準に関連して、サービスを行う部屋の名称や面積を記入した図面を持参して疑問点を相談することができます。

 

2 申請相談で行われること

〇指定申請に必要な申請書類のチェック

申請相談では、公表されているチェックリストにしたがって申請書類のチェックが行われます。欠格事由にあたらないか、人員・設備・運営基準に適合しているかなどがチェックします。人員基準については、雇用契約書や資格証等をもとに適切な人員が配置されるかどうかを確認します。

※この時点でまだ基準を満たしていない部分があった場合:申請時に完了していなければ受理されませんので注意してください。

 

3 事前相談・申請相談が行われるところ

名古屋市役所子ども青少年局子育て支援部子ども福祉課子ども発達支援係

 

必要書類を準備したら、事前予約のうえ訪問します。

メール相談のみ受け付ける行政機関もあります。申請予定の行政機関で確認してください。

 

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5 まとめ

事前相談・申請相談を終えたら、設備工事など指定申請に向けて本格的に準備を開始します。事前相談という早い段階で用意すべきものが多いのは大変ですが、指定基準を満たしているかどうかのチェックをあらかじめ受けられるという点では後々安心です。しっかり抜かりなく準備し、次に進みましょう。

 

※当サイトの情報は、一般的な参考情報を提供する目的としております。ご自身で手続きを行う場合は、申請予定の行政機関が公表している最新情報を確認することをおすすめします。

 

行政書士中川美加事務所では、放課後等デイサービス事業者指定の手続きサポートを行っています。

事業指定に必要な書類作成・条件の確認から無事指定を受けるまで丁寧に手続きを進めます。また、事業開始後行政機関に対して提出が求められる各種届出についてもお任せいただけます。

 

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