こんにちは。愛知県春日井市の行政書士中川です。
当事務所ではカフェ開業に向けた飲食店営業許可申請をお手伝いしています。
地元である三重県四日市市で創業時にお世話になった方たちが、新たな民間型スタートアップ施設をスタートされました。なんだかおもしろそうだったので、勝手にご紹介したいと思います。
詳細はこちらで紹介されています。
女性起業家支援スぺースがオープン 地元企業が場所提供 | YOUよっかいち (you-yokkaichi.com)
カフェをやってみたいとお考えの方は結構いらっしゃいます。ただ、初期投資の面でハードルが高いのは確か。そのあたりの不都合をうまく解決されている仕組みだと思いました。
許認可が気になる
この場合でも飲食店営業許可は必要?
許認可申請は行政書士がお手伝いできる業務ですので、このような形態でカフェをお試しでやってみよう!という場合はどうなのか単純に気になりました。
飲食店営業許可いうのは、食品を調理したり設備を設けてお客様に飲食をさせる営業をする場合に、あらかじめ取得する必要があるものです。飲食が絡みますので、衛生面は厳しくチェックされます。
特に営業施設の部分は、床から天井に至るまで細かく基準があります。
今回のケースでも、このあたりの条件をクリアして許可を取得していると思います。
今後の展開としては
もしコーヒーなどの飲み物の提供だけではなく、今後お持ち帰り用の手作りスコーンやケーキなどのメニューも増やしたい!という場合、さらに菓子製造業許可が必要です。そう。別なのです。
面倒ですが、ここはきちんと許可を取得しておきたいところです。
施設を整えてから許可申請をする、という流れになりますので、工事が二度手間にならないようにする必要があります。やはり重要なのは、保健所との事前打ち合わせ。本当に重要です。
スイーツが大好きでありながら、自分では全く作れない私にとっては、作って販売しようと決意する方を尊敬してしまいます。いいチャレンジの場ができた四日市では近い将来、おいしいコーヒーとスイーツのある店がどんどん増えていくのかもしれませんね。